一般社団法人日本ヒューマン
スキル教育推進協会　
Japanese Association for the Advancement of Human Skills Education (JAAHSE)

ご自分のいいところ自覚出来ていますか？

さて、皆さんはご自分の長所を5個言ってくださいと言われたら、さっと言うことが出来ますか？

自分の短所だったら５個くらいすぐ言えるけど、、長所となると思い悩んでしまいますね。。


最近、いろいろな場面で、「自己肯定感」という言葉を耳にすることが多くなったように思いますが、実は長所がさっと言えなかった人はもしかしたら、自己肯定感が低い？！かもしれません？！



自己肯定感とは？？

自己肯定感とは、自らの在り方を積極的に評価できる感情、自らの価値や存在意義を肯定できる感情などを意味します。（ウィキペディア　参照）


もう少しわかりやすく、突っ込んだ言い方をすると・・・

自己肯定感とは

「自分の良い所も悪い所も含め、ありのままの自分を肯定する感覚」のことを意味します（自己否定の反対）。



一般に自己肯定感の高い人は、物事に積極的にチャレンジする、失敗やうまくいかないことがあっても簡単にめげない、ストレスに強いなどとと言われます。　　


一方で自己肯定感の低い人は、チャレンジや行動がなかなか出来ない、失敗したりうまくいかないことがあると、ひどく落ち込む、ストレスに弱い、悩みやすいなどと言われます。


自己肯定感の原点は、幼い時に親から愛され、ありのまま受け入れられて育つと、自己肯定感も育まれると考えられていますが、大人になったり、ある程度成長した後は、自分で意識的に高めることも大切です。


自己肯定感を高める方法はいろいろな場所で語られていますが、ここでは基本となるポイントを２つほどご紹介させていただきます。



自己肯定感を高める方法


１.人との比較をやめて自分の長所に意識をむける

例えばの話ですが、冷蔵庫に人間のような心があるとして、、冷蔵庫さんが電子レンジさんと比較して、「自分は電子レンジさんのように食事を温めることが出来ない。。」と落ち込んでいたら？変ですよね。

冷蔵庫には冷蔵庫の役割があるように、それぞれの物・人にはそれぞれの役割、特徴、優れた点があります。

人との比較はやめて、自分らしさ、自分にしかない個性や特性・長所に目を向け、そこを伸ばしてみましょう。

ただ長年人と比較される環境で育ってきた人は、人と比較して自分を見る思考回路がこびりついているため、まずはそこからの脱却が必要です。

またつい私たちは自分の欠点を直したり、苦手を克服する方に意識が向かいがちですが、自分が得意なことを活かして出来る仕事や環境を選ぶことも大切です。



２.ポジティブな自己イメージを記憶に定着させる

一般に自己肯定感の低い人は、失敗したことや、人から悪く言われたことをいつまで気にしたり、引きずっている傾向があります。

失敗や人からの指摘は反省することは大切ですが、必要以上に気にしたり、何度も思い返すことは勉強で言うところの「復習」となるため、失敗や悪く言われた記憶が脳にしっかり記憶されてしまいます。

結果自分に対してのネガティブなイメージが定着しやすくなります。

失敗や悪口は反省したら必要以上に考えないことが大切です。

その逆に、人から言われて嬉しかったこと、自分がうまく出来たことはメモしたり、意識的に何度も読み返して（復習）、ポジティブな自分のイメージを記憶にしっかり定着させることが大切です。

特に人間は放っておくと悪い記憶の方が脳に残りやすい性質があるため、残したい出来事・自己イメージを意識的に復習して記憶に定着させることが大切です。


因みに、傾聴セラピスト養成講座（特に基礎講座）で学ぶ傾聴・人との関わり方は、お子さん等の自己肯定感を育むためにとても大切なエッセンスが含まれておりますので、是非しっかりと復習して、記憶に定着させてください。


※こちらの書籍でも自信をつける心理学的方法について解説しています。

仕事が思い通りにできる心理術


（自己肯定感を高めるその他の方法については、メルマガ・ホームページなどでまた機会を見て配信して参ります）


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