人から相談された時 あなたはどうしていますか?!
さて皆様、人から相談された時、
「何か良いアドバイスをしなきゃ」
「役に立つことを言わなきゃ」
こんなふうに思ったことはありませんか?
相手のためを思う気持ちがあるからこそ、
私たちはつい“答え”を探してしまいます。
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■ アドバイスより大切なこと
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例えば、こんな経験はないでしょうか。
「最近、眠れないんだ…」
と、打ち明けてみたところ、
「眠れない時は、お風呂にゆっくり浸かって、
ミルクを飲むといいよ」
こんなふうにアドバイスされた。
確かに、間違ったことではありません。
でも、
お風呂なんて、毎日ゆっくり入っているし、
牛乳だって毎日飲んでいる。
心の中では
「そういうことじゃないんだけどな…」
と思いながらも、
言っても仕方ない気がして、
それ以上話すのをやめてしまった——
そんな経験です。
私たちは人から相談をされると、
「役に立ちたい」「助けたい」という思いから、
ついアドバイスをしてしまいがちです。
しかし、今の例からも分かるように、
相談されたときにまず必要なのは、
・相手の話をしっかり聴くこと
・相手の気持ちを理解しようとすること
・相手の世界に一緒に立ち、同じ目線に立とうとすること
つまり、
「寄り添う」という姿勢なのです。
人は悩んでいるとき、
「どうしたらいいか」も確かに大切ですが、
それ以上にまず、
「わかってもらえた」
「受け止めてもらえた」
という感覚を強く求めています。
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■ 寄り添われると、心に何が起きるのか
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人は「ちゃんと聴いてもらえている」
「否定されずに受け止められている」
と感じると、心の中で次のような変化が起こります。
・緊張や防衛心がゆるむ
・感情が自然と整理されていく
・言葉にならなかった本音が出てくる
・自分で答えを見つける力が戻ってくる
つまり、
寄り添って聴くことそのものが、
相手の回復力を引き出す関わりになるのです。
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■ アドバイスより、まず寄り添う
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「それは、こうすればいいよ」
「考えすぎじゃない?」
「もっと前向きに考えたら?」
たとえ善意であっても、
このように先にアドバイスをしてしまうと、
相手の中に
「わかってもらえていない」
という感覚が残ってしまうことがあります。
人は、
理解されていないと感じている状態では、
どんな正論も、どんな正しい助言も
心に入ってきません。
人の話を聴くときに本当に大切なのは、
相手を変えようとすることではなく、
相手を分かろうとすること。
アドバイスをする前に、
まず寄り添うこと。
それが、信頼と安心を生み、
結果として、相手が前に進む力につながっていくのです。
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