お子さんや部下の話・聴いていますか?
子どもが言うことを聞いてくれない
部下が言うことを聞いてくれない
言えば言うほど反抗的になる
こういったお悩みありませんか?
お子さんが言うことを聞いてくれないのは反抗期が原因のこともあるので、一概には言えないことも多いのですが、、
一般にお子さんや部下が言うことを聞いてくれないという時、
まず振り返って欲しいことは、皆さま自身がお子さんや部下の言うこと、「相手の話」を聞いているか
ということです。
話を聞く時気をつけたい10のチェックポイント(PDF)
一般にお子さんや部下が言うことを聞かずに反抗的な態度をとる場合、その多くは
「俺の話を聞いて欲しい」
「俺の考えも認めて欲しい」
という心理が隠れていることが少なくありません。
親目線、または上司目線で、正しいと思うこと・正論を一方的に押し付けていませんか?
頭ごなしに決めつけたり、怒っていませんか?
傾聴セラピスト養成講座でも実習を行っていますが、相手の話を聞かずに一方的にこちらの良いと思うこと・
正論を並べたてても、残念ながら相手は動きません。
相手を動かそうと思ったら、まずは相手の話をじっくり聞く、これが基本です。
そしてもう一つ大切なことは、「ラポール」の形成です。
ラポールとは信頼関係のことで、架け橋と訳されたりすることもありますが、
イメージとしては自分と相手の心に、架け橋がかかっているような状態のことを言います。
相手の心と自分の心の間に橋がかかっていないのに、
どんなにメッセージを送ってもそれは相手の心に届くことはありません。
ではこのラポールはどうしたら形成されるのかといったら、
それは傾聴講座で学ぶ傾聴のステップを実践することです。
相手の話にしっかり耳を傾け、うなずき、認め、受け入れ、相手の良いところを言葉にする、
この繰り返しによりラポール(信頼関係)は形成されていきます。
わかりやすく例えると、私たちは信頼している人・好きな人から頼まれたことは聞き入れると思いますが、
信頼していない人・嫌いな人から頼まれたことは、それがどんなに正論であっても聞き入れることが難しくなります。
お子さんや部下が言うことを聞かず、反抗的な態度をとるという時は、改めて傾聴の基本に立ち返っていただくと良いかもしれません。
信頼関係を築く聴き方・接し方を身につける
傾聴セラピスト養成講座
こちらの書籍でも困った人への対応方法などについてわかりやすく解説しています。
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