自信がない・他人の言動を気にしやすい人への処方箋
皆さんは誰かのちょっとした言葉で、傷ついてしまったり、自信が揺らいでしまったりすること、ありませんか?
周りの人から何かを指摘されたり、批判されたり、自分が他の人と違うことをしているのかも?と感じたとき、不安にかられたりすることはないでしょうか。
そんなとき、自信をもったり、自分の信じた道を進んだり、思いを貫くにはどうすれば良いのでしょうか。
他の人のちょっとした言葉で心が揺らいでしまうあなたは、もしかしたら「自己肯定感」が持てていないのかもしれません。
自己肯定感が持てている状態とは、自分自身のことを信頼でき、好きだと思え、自分の考えや行動に自信をもてることを言います。
周りの人の意見を聴くことは大切ですが、人から何か言われる度に、いちいち気持ちが揺らいでしまったり傷ついてしまうのは、疲れてしまいますよね。
人の意見に左右されず、自分・そして自分の考えを大切にできるようになるためには、自己肯定感を高めることが大切です。
では、どうしたら自己肯定感を高めていけるのでしょうか。
まず一つ大切なのは、自分が自分の良い所を見つけること、自分が自分の長所をしっかりと意識することです。
自己肯定感の反対は自己否定感です。悩みやすい人、不安を感じやすい人、自信が持てない人は、往々にして自分の悪いところ、出来ないこと、欠点や短所の方に意識が向いています。
日頃カウンセリングをしていても、自信がなかなか持てないタイプの人は、客観的に見て素晴らしい特質を持っているのにもかかわらず、「ご自分の長所はどこだと思いますか?」と尋ねると、黙り込んでしまう人が少なくありません。
どんな人も、自分で気がついていないだけであって、それぞれ素晴らしい面・長所を持ち合わせています。
まずは、自分がそこに気づいて、そして意識してみましょう。
もう一つ、自己肯定感を高めるために重要なのは、他の誰でもない自分自身が、自分を大切に扱うことだと考えています。
自分においしいものやご褒美を買ってみたり、「おつかれさま」や「ありがとう」と優しい言葉をかけてみたり、、、
そういったことを繰り返していくことで、心の中がだんだんと満たされていき、自分という存在を好きになれたり、受け入れられるようになっていく。。
自信がもてるようになること、自己肯定感をもてるようになることで、周りの人の意見で気持ちが揺らがなくなったり、少しの批判で落ち込んだり自分を責めてしまうことも減っていくはずです。
自分以外の人たちには、その人たちの視点や考え方があります。
あなたはその誰かではなく、あなたでしかないのです。
他人から批判されたり、自分だけ異なることをしていることで、自分に対して否定的になることは必要ないのです。
もちろん、常識の範囲内で許されることであることは重要ですが、あなたらしい考えやあなたらしさこそ大切にしてほしいと考えています。
自分を大切にして、自己肯定感を高める意識を今日からしてみませんか。
傾聴セラピスト養成講座
一般社団法人日本ヒューマンスキル教育推進協会
ヒューマンスキル・人間力を高める心理学・教育情報
忙しい時の接客・窓口対応
傾聴とは?聞くと聴くの違いって?
心の声に耳を傾けるとは?傾聴・カウンセリングの技術
ストレス解消の鍵 カタルシスとは?
傾聴・カウンセリングスキル勉強会
カウンセリングのご案内