たった一言があるかないかで大きく変わる接客の印象
皆さまは日頃忙しい時のお客様対応・窓口対応はうまく出来ていらっしゃいますか?
忙しいと、ついつい目の前のことに集中して他のお客様のことまで気がまわらないことってありますよね。
先日、ある書類を取りに某所に伺った時の話なのですが、、窓口の前に行くと、職員の方は全員大変忙しそうにしていました。
忙しそうだなぁと思いながら、しばらくその場に立ってどなたがご担当なんだろうと、キョロキョロして待ってみたのですが、私の姿が見えないのか、私の存在感が薄いのか、それとも毛が薄いのかわかりませんが^_^;、全員書類やパソコンを見て作業をしていて、誰一人としてこちらを向く気配がないので、、止むを得ず、フロアをうろうろすることにしました。
(こんな感じでした)
すると、フロア担当の方がいらっしゃったので、「すみません」と声をかけてみると、なんだか迷惑そうにこちらをチラと見たと思うと何も言わず、そそくさと別のお客様のところに行き、何か対応をされていました。
他のお客様の対応中だったようで、忙しいのは理解出来ましたし、声をかけてしまい申し訳ないという気持ちもありましたが、欲を言えば・・・客としては一言くらい欲しいなと思ったのが正直なところです。
私たちは、時間的にも心理的にも余裕がある時は、お客様や人に対して良い対応が出来るものですが、本当の意味で接客や窓口対応のスキルは、忙しい時にこそ試されます。
手一杯の仕事を抱えている時に、窓口にお客様が立った。。
そんな時、
「大変申し訳ございません。少々お待ちいただいてもよろしいでしょうか?。」
この一言があるかないかで大きく印象が変わると思います。
他のお客様の対応中に声をかけられた・・・
そんな時も同じです。
「大変申し訳ございません。只今他のお客様のご対応中のため、少々お待ちいただいてもよろしいですか?」
たった数行の言葉がけです。
忙しい時、心に余裕がない時、人間は物理的にも心理的にも視野が狭まり、目の前のことで手一杯になり、どうしても周りのことが考えられなくなりがちです。
でもそんな時こそ、一言声をかける、そんな意識をしっかりと持ちたいものですね。
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