怒ったり・強く言うとますますそれが嫌いになる?!
子どもが勉強しない、ゲームばかりしている・・・
夫が家事を一切手伝わない、毎日ゴロゴロしている・・・
このようなお悩み、ありませんか?
こんな時イライラしてたりすると、ついつい強い口調で
「ゲームばっかりしてないで、少しは勉強しなさい!」
とか
「ゴロゴロしてばっかりいないで、少しは手伝ってよ!」
とか言ったりしてしまいますよね。。
お気持ちはわかりますが、長い目で見た場合、こういった時に怒ったり強い口調で言ってしまうのは、、
あまり効果的ではないかもしれません。
例えば勉強しない子どもに向かって、頻繁に
「勉強しなさい!」と怒ってしまうと、、
お子さんの頭の中で、
勉強 = 怒られる = 不快なこと
という結びつきが出来てしまいます。
人間は不快と感じることはなかなか自主的にはやろうとしないものなので、
一旦お子さんの中で(勉強 = 怒られる = 不快)という結びつきが出来てしまうと、
ますます強制的にやらせないと勉強しなくなってしまいます。
(勉強することがどんどん嫌いになってしまうのです)
ではどうしたら良いのか、、というと
一つの方法としては
お子さんがごく稀に?!机に向かったタイミングを見計らって、
「勉強してるの?偉いね。」
と褒めてあげることです。
心理学ではこれを「強化」と言いますが、
勉強したことを褒めることで
お子さんの頭の中で、
勉強する = 褒められる = 楽しい(快)
という結びつきが少しずつ出来ていきます(勉強することに対して良いイメージが出来ていきます)。
人は楽しいと感じることは、放っておいても自主的にやるものです。
夫が家事を手伝ってくれないという時も同様です。
怒ったり強制すると、どうしてもそのことに対して嫌なイメージ・嫌な感情を抱くようになってしまうため、
やって欲しいことと、良いイメージ・快の感情が結びつくような言い方をしてみると良いかもしれません。
一般社団法人日本ヒューマンスキル教育推進協会
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こちらの書籍でも上手な言い方や「強化」についてわかりやすく解説しています。
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