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一般社団法人日本ヒューマン
スキル教育推進協会 
Japanese Association for the Advancement of Human Skills Education (JAAHSE)

学校に行きたくないと言って来たら?! Active listening

お子さんが学校に行きたくないと言って来た・・親と教師のための傾聴・カウンセリング

不登校のカウンセリング

お子さん・生徒さん(学生さん)の話聞いていますか?!



皆さんはご自分のお子さん、または生徒さん(学生さん)が

「学校に行きたくない」と言ってきたとしたら、、
どのような応対をしますか?


まずは次の5つの中から、ご自分の考えに近いものを選んでみてください。



1.何甘えたこと言ってるの!と叱咤する

2.社会に出たらもっと辛いことがあるんだからと諭す

3.辛いこともあると思うけど、頑張ろうよ!と励ます

4.どうしたの?何かあったの?と本人の状況を尋ねる

5.「私もそういう時期あったよー」とまず共感して詳しく話を聞く


皆さんはどの応対を選ばれましたか?

お子さんのタイプや状況にもよりますが、ひとまずこの中で最も傾聴の仕方として望ましいのは、

「5」となります。


少々重い話になってしまいますが、ここ最近、学校でのいじめが原因と考えられる自殺のニュースを目にすることが少なくありません。

人が自ら死を選択する時、その理由の一つはどこにも逃げ場がない、自分は一人ぼっちで誰も味方がいない、居場所がないと感じた時だと思います。

(うつ病を発症しているなど個別により様々な理由があります)

1から3の応対は、お子さんを学校に行かせようという親や教師の思いの方向で話を進めてしまっており、
そもそもお子さんの話、学校に行きたくないと感じる理由や背景に耳を傾けていません。

更に言えば、お子さんが学校に行きたくないと感じている気持ちを、受け止めることをせず、
直接的な言葉ではありませんが、そのように考えてしまうお子さんを否定してしまっているとも言えます。


つまり、1~3の応対だと、お子さんは辛くても・理由がどうあろうと学校に行かないといけない
というメッセージを受け取ってしまいます。

単なる甘えならそれでも良いと思いますが、もしいじめをを受けていたりした場合は、
お子さんの逃げ場を奪ってしまい、追いつめてしまう危険性があります。


一方、4や5の応対はお子さんが学校に行きたくないと感じる理由や背景に耳を傾けています。

更に5は「私もそういう時期あったよ」と共感してもらえることで、「学校に行きたくない」と感じるのは
自分一人だけではないんだ、と安心し「心」が居場所を見つけることが出来ます。

人は自分と同じ境遇を体験した人に対しては、心を開きやすく、本当のことを打ち明けやすくなります。


お子さんや生徒さんが「学校に行きたくない」と言って来た時、不登校になってしまうと思うと、なんとかして行かせる方向に話をもって行きたくなるお気持ちはわかりますが、追いつめて苦しい思いをさせないためには、まずはお子さんの気持ちを理解して、「そういう時もあるよね」と共感してあげましょう。

出来る限り同じ目線に立って話をしっかり聞くことが大切です。

また人は自分の気持ちわかってくれる理解者がいることで、そのことが心の支えとなり
心を少し強く持つことが出来ます。


私たちは人の相談にのる時に、ついつい相手を自分の思う方向へ動かそうとしてしまいがちですが、
傾聴・カウンセリングにおいてはまず相手の気持ちを理解することが大切です。

「変えようとしない」「わかろうとする」です。


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